はじめまして。ページをご覧になってくださってありがとうございます。
NPO法人ビッグイシュー基金の長谷川と申します。
私たちビッグイシュー基金では、ホームレス状態の人へのサポートとして、住居や仕事づくり以外に、文化スポーツ活動の機会をつくる取り組みを7年間行ってきました。
この度、ビッグイシュー基金では、「ホームレス」という枠を超えて、様々な社会的不利・困難を抱える人々を支援している方々とともに、スポーツフォーソーシャルインクルージョン実行委員会を結成しました。ホームレス状態の人だけでなく、様々な背景をもつ当事者がスポーツを通じて交流するための「ダイバーシティ・フットサルカップ」を開催します。
今回の大会には、200名ほどの方が参加予定です。練習や大会開催の経費の一部については、昨年開催した外資系企業の皆さんとのチャリティ大会の収益で賄うことができました。
しかし、参加チームの交通費や滞在費などが、まだ100万円ほど不足しています。
多様な背景や生きづらさを持つ人たちがスポーツをともに楽しめるよう、そしてスポーツを通じて新たな人とのつながりや生きる元気となる大会が開けるよう、プロジェクトへの応援を宜しくお願いします。
ホームレスワールドカップでの海外チームとの試合後
なぜ、「ホームレス」や様々な「うつ病」「ニート」などの背景を持つ人にスポーツの機会をつくるのか、また、なぜ「ダイバーシティ・フットサルカップ」という名前なのかと疑問に持たれる方も多くいらっしゃると思います。
そこで、まず今回の大会にいたった経緯をお話ししたいと思います。
私が働いているビッグイシュー基金では、ホームレス状態の人への仕事づくりや住まいのサポートだけでなく、文化・スポーツ活動に力を入れて活動をしてきました。
その中で感じるのは、多くのホームレスの人は、ホームレスになる過程で、家や仕事だけでなく、人とのつながりや生きる目標や希望を失いホームレス状態になっていることです。また、ホームレス状態というのは、「食べ物がない」、「仕事がない」というだけでなく、何か相談をしたいと思った時に相談をする相手がいないといった孤立の問題を抱えています。さらに、ホームレス状態から脱しようと思った時にも必要な情報へアクセスすることが難しい、といった問題があります。
サッカーといったチームスポーツは、そうした社会的孤立状況にいる人にとって、人とのつながりや生きがい、目標や希望を取り戻すきっかけの1つになっているのです。
ホームレスワールドカップでは、ボール1つで国を超えて交流
・身体を動かして1つのボールを蹴っている時は互いの背景や立場を忘れて楽しめる。
・サッカーを通じてチームメイトやボランティアの人とかかわりをもつようになってもう一度、頑張ろう、そんな気持ちにサッカーがさせてくれた
また、サッカーの練習自体が具体的な次のステップへ進むきっかけになっていることもあります。たとえば、ビッグイシュー基金のサポートを受けているホームレスの人が他団体の支援者や利用者と練習を通じて知り合い、「あの人のところなら信頼できそう」「自分の感じている困難さを理解してくれそう」と自らコンタクトを取り、つながりを増やしていったこともありました。
現在、隔週で実施しているホームレスサッカー「野武士ジャパン」の練習には、「ホームレス」だけではなく、生活困窮者、うつ病などの社会的不利・困難を抱えた若者や支援者、さらには、散歩のついでに立ち寄った地域住民の方なども参加し、子どもから60代まで、年齢や肩書を越えて一つのボールを追いかける光景が日常になっています。
同じ公園でボールを蹴っていたことをきっかけに練習に、参加することになった人からは
ホームレスの人ということで偏見を持っているつもりはなかったが、話す機会もなく遠い社会の出来事のように感じていた。ただ、たまたま同じ公園でボールを蹴っていたことで誘われて練習に参加するようになって、「ホームレスの人」というのでなく、佐藤さん(仮名)、山田さん(仮名)といった同じサッカーをする仲間になり、どうして彼らがホームレス状態になったのだろう。もしかして社会的な構造に問題があるのでは・・・といろんなことを考えることになった。
といった声もあります。
企業の人とチャリティマッチ
また、ビッグイシュー基金以外のホームレス支援団体を通じて参加をしたメンバーは、「最初は誘われてきたけれど、人数が増えると練習がもりあがると歓迎されたのが嬉しかった。いまは、サッカーも交流も両方楽しくて参加している。早く、相手のボールを奪えるようになりたい」と目標もでき、月2回の練習が、ホームレス状態の間に失った生活のリズムを整えることにも役立っているといいます。支援する側/される側でもない“サッカー仲間”というフラットな関係がコートでは生まれています。
ダイバーシティ・フットサルカップ開催のきっかけとなったのは、数年前に行ったホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」と、うつ病からの社会復帰をサポートする「リヴァ」に参加している人たちとの交流試合でした。最初は緊張しながらボールを蹴っていたのが、次第に「うつ病は大変でしょう」「じつは、僕もホームレスになる手前だった・・」など、悩みを共有するほど打ち解けるなど、様々な交流が生まれていきました。こうした交流の場をより多くの人に広げられればと、今回の大会には若年無業者やひきこもり、うつ病、被災地の若者など様々な背景を持つ人たち200人ほどに参加してもらい、サッカー交流を行おうと思っています。
交流試合の様子
今回の大会を企画した私自身、パニック障害、強迫性障害、うつ病等を経験しています。状態としては改善しましたが、今もいろんな意味で「社会的困難を抱えた当事者」だと思っています。その経験を経て感じたのは、皆、何かしらの当事者であり、時にはとても困難な状況にあったとしても、その経験はネガティブなことだけでなくその人の強みにもなりえるのではないかということです。
そうした意味で、大会に参加する一人ひとりが、自分や他者をありのままに受け止め、その経験を語りあい、多様性(ダイバーシティ)を楽しむ場を作ることで、支え合って生きていける社会へとつなげていきたいと思い、今回の大会をダイバーシティ・フットサルカップという名称にしました。
‐日時:2015年7月4日(土) 9時~13時(国立代々木競技場フットサルコート)
‐参加者数:12チーム(200名ほど)
*現在参加予定の参加チーム(背景別)
路上生活経験者、若年無業者、ひきこもり経験者、うつ病経験者、養護施設出身者、
被災地の若者、LGBT当事者、不登校経験者、ニート状態の人、など
‐試合形式:7分ハーフ(4チームのリーグ戦)⇒順位決定戦
*大会後、交流会を別会場にて実施(13時~15時)
‐主催:スポーツフォーソーシャルインクルージョン実行委員会/認定NPO法人ビッグイシュー基金
‐連絡先:(担当:長谷川)
TEL:03-6380-5088
E-mail:t.hasegawa@bigissue.or.jp
・青木弘達(株式会社リヴァ取締役)
・岡田千あき(大阪大学院人間科学研究科准教授)
・大西連(NPO法人もやい理事長)
・鈴木綾(NPO法人ビーンズふくしま副理事)
・土屋薫(江戸川大学社会学部現代社会学科教授)
・蛭間芳樹(野武士ジャパンコーチ、日本元気塾1期生)
・星野智幸(作家)
・米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)
・油井和徳(NPO法人山友会理事)
・佐野章二(NPO法人ビッグイシュー基金理事長)
本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
①3000円:
・大会レポート送付(大会の様子と参加者の声をお届けします)
・年次報告書の送付(ビッグイシュー基金の1年間の活動をまとめた報告書/20P)
②1万円:①に加えて
・野武士ジャパンオリジナルうちわ
・書籍「ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力(PHP出版)」贈呈
(著者:蛭間芳樹のサイン入り)
③3万円:②に加えて、野武士ジャパンロゴいりユニフォーム贈呈
野武士ジャパンロゴ入りユニフォーム、オリジナルうちわ(写真はイメージです)
④5万円:③に加えて、ダイバーシティフットサルカップ報告会招待
⑤10万円:④に加えてホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」と試合&交流会
来年開催のダイバーシティカップへの参加権
【注意事項】
・野武士ジャパンロゴいりユニフォームは、S,M,L,LLからお選び頂けます。
・ダイバーシティフットサルカップ報告会の日程と会場は個別にご案内いたします。
・「野武士ジャパン」と試合&交流会、来年のダイバーシティカップについての日程は個別に相談をさせて下さい。
・NPO法人ビッグイシュー基金:http://www.bigissue.or.jp/index.html
・ホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」:http://www.nobushijapan.org/
本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
・大会レポート送付(大会の様子と参加者の声をお届けします)
・年次報告書の送付(ビッグイシュー基金の1年間の活動をまとめた報告書/20P)
本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
・大会レポート送付(大会の様子と参加者の声をお届けします)
・年次報告書の送付(ビッグイシュー基金の1年間の活動をまとめた報告書/20P)
・野武士ジャパンオリジナルうちわ
・書籍「ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力(PHP出版)」 贈呈(著者:蛭間芳樹のサイン入り)
本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
・大会レポート送付(大会の様子と参加者の声をお届けします)
・年次報告書の送付(ビッグイシュー基金の1年間の活動をまとめた報告書/20P)
・野武士ジャパンオリジナルうちわ
・書籍「ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力(PHP出版)」 贈呈(著者:蛭間芳樹のサイン入り)
・野武士ジャパンロゴいりユニフォーム贈呈
【注意事項】
・野武士ジャパンロゴいりユニフォームは、S,M,L,LLからお選び頂けます。
本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
・大会レポート送付(大会の様子と参加者の声をお届けします)
・年次報告書の送付(ビッグイシュー基金の1年間の活動をまとめた報告書/20P)
・野武士ジャパンオリジナルうちわ
・書籍「ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力(PHP出版)」 贈呈(著者:蛭間芳樹のサイン入り)
・野武士ジャパンロゴいりユニフォーム贈呈
・ダイバーシティフットサルカップ報告会招待(11月都内を予定)
【注意事項】
・野武士ジャパンロゴいりユニフォームは、S,M,L,LLからお選び頂けます。
・ダイバーシティフットサルカップ報告会の日程と会場は個別にご案内いたします。
本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
・大会レポート送付(大会の様子と参加者の声をお届けします)
・年次報告書の送付(ビッグイシュー基金の1年間の活動をまとめた報告書/20P)
・野武士ジャパンオリジナルうちわ
・書籍「ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力(PHP出版)」 贈呈(著者:蛭間芳樹のサイン入り)
・野武士ジャパンロゴいりユニフォーム贈呈
・ダイバーシティフットサルカップ報告会招待(11月都内を予定)
・ホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」と試合&交流会(2016年7月末までに実施)
・来年開催のダイバーシティカップへの参加権
【注意事項】
・野武士ジャパンロゴいりユニフォームは、S,M,L,LLからお選び頂けます。
・ダイバーシティフットサルカップ報告会の日程と会場は個別にご案内いたします。
・「野武士ジャパン」と試合&交流会、来年のダイバーシティカップについての日程は個別に相談をさせて下さい。